2020-08-21

SATY LOCAL

 

コロナ渦で遠征に行きづらくなった事は多少残念ではあるけど、自分が楽しめるかどうかで言えば、ハッキリ言って何も支障はないですね。

何故なら近くの自然が豊かだし、自然の中ならどんな状況でも何をしてても楽しいから。

どこに行くかなんてのはオマケみたいなもんです。

ひとつ変わった事と言えば、積極的に地元の若い仲間と交流して、今までの体験や、岩場や課題、自分なりのスタイルを伝えるといった、いわゆる「お節介オヤジ度」が増した事。肩を痛めてあまり登れないせいかもしれないですが、ウザかったらすみませんね。

以下、春からの写真をアップしときます。

2020-04-19

登攀自粛の弁




新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全国のエリアで登攀自粛の動きが広がっている。各々の地域性や状況やローカルの考え方によってその内容は様々であるが、僕はそれを尊重する。
霊山では地元ローカルを自粛の対象にしなかった。元々数が少なく、単独で登るのを好む人達というのもあるがそれだけではない。残酷な私見なので言い辛いが、一度出された緊急事態宣言の解除にあたっては政府にそれなりの責任があり、様々な自粛要請の成果によっておそらく政治家は慎重な判断にならざるを得ない。自粛が長期になれば、それに耐え続ける事が出来ない人もきっと出てくるだろう。その時、ローカルが目を光らせ、自粛中も状況を把握しているエリアは、まだマシなんじゃないかと思う。クライミングは危険な行為でありエリアはデリケートなバランスで成り立っている。最低限の無秩を保つ事が、地域や関係者に対するローカルの責任であるし、結果的に感染拡大防止にも繋がると考えている。自分もいつか感染するかもしれない状況の中で、エリアを存続させる為の計画的自粛と受け止めてもらいたい。



2020-04-04

無形式


例えば、波乗りや雪上滑走のように、岩に合わせ豊かな発想で自由に登れたらいいじゃないか。もちろん、裏付けとして肉体的.精神的な意味での強さは必要だけど、誰かが決めた物差しや、自分の中にある好悪や、些細なこだわりから離れて、もっとありのままを受け入れる事が出来たらいいかなと思ってる。なるべく良いスタイルでね。


2020-03-16

コロナクラック


暁月のダメージが抜けずボルダーの調子がイマイチなので、クラックでも開拓してみようかと。油断して長靴を忘れて足が冷たかったけど、目を付けていたカッコ良いクラックは期待通りの素晴らしい内容。これを登れただけでカムを買った甲斐があったなw

ルート名『コロナクラック』

グレードは体格や経験値によって意見が分かれますし、登り込めばまた変わると思いますが、おそらく5.10の前半だと思います。まぁグレードなんか関係ないですね。個人的には、何してるんだかよく分からない高強度より、よほどクライミング的に説得力があるラインだと思います。

出だしはハンドバチ効きだが、中間部はフィストになり少しだけ傾斜が被ってくる。上部は傾斜が緩くなるがフィストも緩くなり結構大変です。#3~#5。#3と#4は2個づつあった方が良いかも。レイバックも使えるがプロテクションが取りづらくなるので、クラックのヘリを使ったり、思い切り奥まで拳を突っ込み何となく効かせながら、ジリジリと足を上げて高度を稼いでいく。こういうのはボルダーでは味わえないですね。岩の上に立った時の眺めも最高です。他にも良いのがあるので、近いうちにまた来たいと思います。











2020-02-04

暁月と帰ってきた白ひげ


霊山ボルダーランドに新たな課題を設定しました。

課題名 『暁月』(アカツキ) ★★★★
グレード R5
傾斜面にある黒い縦カチを持ち左カンテに地ジャンでスタートし、コスミの一手目へランジ。抜け口はスラブ面ではなく、そのまま直上して正面でマントルです。