2019-11-29

までいカンテとピクニックエリア


最近はボルダリングに特別な目標はなくて、ふらふらとマルチピッチやクラックをやりに小川山に行ったりして楽しんでましたが、地元では相変わらず開拓ライフです。岩があるんだから仕方ないね。飯舘村で次に公開しようとしているエリアで、とても良いカンテの課題が登れたのでちょっと書いてみます。




高さ約6mのハイボルダーで、下部はダブルカンテ~中間部は右カンテレイバック~上部はまたダブルカンテ~抜けは左カンテと微妙な凹みを使いマントルという、まさにカンテ尽くしのテクニカルな課題になりました。
全体を通してムーヴの強度は特別悪くない(それほど良くもない)が、フレアしたカンテを長くバランスで押さえるのでパンプするうえ、マントルがトリッキーでクセがあり、かなりシビれます。これをオンサイト出来たら素晴らしいですが、とにかく高いので、いくら下地が良くても落ちるとケガするかも。無理せずリップ付近をよく確認する事をオススメします。僕は掃除なしでは登れませんでした。



課題名 「までいカンテ」

クラックの中がジャリジャリなうえにリップにホールドがなかったので、懸垂でよく掃除をして、マントルのムーヴをリハーサルしました。そんなに難しくはないだろうと踏んで、マットはスポットしか持ってなかったので、絶対に落ちないという心意気でやりました。こういうクライミングが出来ると、我ながら成長したなと思いますね。自分本位で課題を選り好みせず、岩本位で取り組んできた甲斐がありました。まぁ、あくまで自己満足の世界なので別にどうでもいい話ですが、岩登りは自然を活かした遊びなので悪くはないでしょう。

このエリアは、アプローチと下地が良いのが特徴で、までいカンテの他にも楽しい課題があります。低い課題や簡単な課題も多く、子供や女性の方でもピクニック気分で楽しめるエリアにする予定です。果たして飯舘村の山林に子供や若い女性が来るか来ないかはわかりませんが、希望が見える以上は前に進みたいと。

まだ途中だけどちょっとだけ見せちゃいますね。










課題名「雪虫」





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